疑惑 ページ4
山「はぁ」
昨日あれからAのやつ、かなりブチ切れて病院に戻っちまった…
疑ったのは悪かったけどマジでどんな関係なのか気になるって
なんでヴァリアーと仲良いんだ…？
山「はぁ…」
リ「辛気臭いため息だな、山本」
山「小僧…。いやぁ、はは！Aに悪いこと言ったなぁって」
リ「ベルフェゴールと仲良くてか？」
山「まぁ…正直なんで敵と仲良くなったのか分かんねぇし。なにもねーといいんだけどよ」
獄「…ちっ」
リ「そうか。そんなに心配なら今から見に行けばいいじゃねぇーか」
今から？
って言ってもまだ午前中だし。
授業だってあるんだぜ？
獄「いい考えっすねリボーンさん。おい山本」
山「獄寺？」
獄「今からあいつの病院行くぞ」
山「でも授業はどうすんだよ？」
獄「今更バックれても変わらねぇーだろ。…大空戦の前だ。気になる事は解決しとかねぇといけねぇ」
山「…」
獄「お前には悪ぃがこれでAの奴がヴァリアーの味方だった場合、俺はあいつを始末するぜ」
山「なっ！？ちょっと待ってくれよ！！Aに限ってそんな…」
リ「それを確かめる為に行くんだ。白黒ハッキリしねぇと今後のためにもよくねぇ」
山「…そう…だな。でも俺はAを信じるぜ」
周りの奴らと馴染みにくいけどよ。
Aだってちゃんと俺らの心配してんだ。
そんなの自分の片割れなんだからすぐに分かる。
獄「…俺だって本当はんな事したくねぇってんだ。クソが」
山「獄寺…。大丈夫だ！Aはすげー分かりにくいけど最近は表情だって柔らかいんだぜ？俺らのこと、ちゃんと仲間だって認識してるさ！」
獄「表情柔けぇって、変わんねーだろあいつの顔」
リ「さすがは双子だな、山本」
山「おう！あいつの事ならなんでも聞いてくれ！」
そうさ、今までだってずっと一緒だったんだ。
今更裏切るなんてありえねぇよ
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作者名：あつやき玉子 | 作成日時：2023年5月6日 14時
