ヤンデレ？人並み以上に独占欲が強いだけ。【BL】

4話 �� 混乱中です。 ページ5

『…えっと…もしかして、聞こえてた…？』





佑「…ううん。」







ヒナは笑顔のまま、首を横に振った。







…なら、何故俺の心の言葉に返してきたんだ…？…口に出していた以外、考えれないじゃないか。







佑「…Aのことならなんでもわかるから。」





『えっ…？』







それは、すごく嬉しい言葉だった。






こんな言葉、好きな子に言われたら舞い上がらずにはいられない。






カァッと頰に火が昇る。







佑「…だから、ね…俺、Aが俺のことがすっごく好きなコトも、独占したがってるコトも、他の奴らに嫉妬しているコトも…ぜーんぶ、知ってるよ…♪」








ヒナは、少し頰を赤らめて話を続けた。






佑「…A、ずっと俺が純粋だと思ってたでしょ？………ごめんね、俺はAが思ってるほど純粋じゃない。…どっちかというと、純粋なのはAのほう。」







『……どーゆーこと…？』







相変わらず、俺の頭は『？』で埋まっている。







わかんないよ、ヒナ…。







一気に、俺が隠してきたコトを全て暴露してきて、俺がヒナに対して思ってきたことも、撤回してきて…






『…わっかんないよ…。ヒナ、ちゃんと一つ一つ言って…？』








全て、受け止めるなんて無理無理…。






俺の頭がパンクしちゃう。







俺はヒナに説明を頼んだ。

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