検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:12,121 hit

12話 ページ13

冬弥「そうか...助かる」

瑞希「じゃあ、ここで一旦解散して、先輩見つけたら、冬弥くんに連絡してって伝えておくね!じゃあ、またあとでね〜!」

瑞希はそれだけ言うと急に走り始めた。

A『ちょ、瑞希!?あ、これ連絡先。なにかあったら連絡ちょうだい』

私はそう言いながら東雲くんと青柳くんに連絡先を渡した。そして瑞希を見失わないうちに追いかけはじめた。

彰人「っておい!」

彰人「今日は忙しいヤツらばっかだな...しかし...暁山って名前、前にどっかで噂になってなかったか?」

冬弥「そうなのか?」

彰人「....まぁ、いいか。オレ達も探しに行くぞ、冬弥」





A『み、瑞希〜、ちょっとまって〜...』

瑞希「ほら、司センパイ探すよ!」

瑞希「司せんぱ〜い!...うーん、見つからないな、司先輩.....ん?」

A『...?瑞希?...って!草薙さん!?』

私達の目の前の教室では神高ゲーム大会が行われていた。

司会者「神高ゲーム大会、優勝者は─草薙寧々さんです!おめでとうございます!それでは草薙さん、コメントをお願いします!」

寧々「あ、え、えっと...あ、あ、ありがとうございます...」

司会者「シューティングゲームでは、素晴らしい狙い撃ちでしたね!ズバリ、うまくなるコツはなんですか?」

寧々「そ、それは...ずっと家でやってただけで....」

草薙さんはもじもじしながらも司会者の質問に答えていた。

A『草薙さん...コミュ障ばればれだね...』

瑞希「えっ。あれってすっごい難しいって噂のシューティングゲームだよね?」

A『草薙さんに難しいゲームはないんじゃないかなぁ...笑』

瑞希「すごいなぁ!ボクも今度ソフト買ってやってみよっかな〜」

瑞希はそう言ったあとに...じゃなかった!とツッコミをいれ、また天馬くんを探し始めた。

しばらく天馬くんを探して歩いたが逆に目撃情報がありすぎる。という意味わからない展開に発展し今に至る。

瑞希「目撃情報はたくさんあるのに、ありすぎて見つからないなんて」

A『そうだね...これには私もビックリだよ...』

その時、急に声をかけられた。

クラスメイトA「あれ?瑞希じゃん!」

クラスメイトB「久しぶり〜来てたんだね!」

瑞希「あ....」

だんだん瑞希の顔が暗くなっていくのが見えた。

13話→←11話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
127人がお気に入り
設定タグ:プロセカ , ワンダショ , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作成日時:2022年1月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。