六つ子とその幼なじみの美少女は魔法学校に通っているようです

魔法8　好きな松 ページ8

そう、私は一松の事が好きだ

　正直、最初は「顔が同じだから
　誰でも良い」って感じだった

　でも、だんだん性格や顔が変わっていくうちに、何故か一松が好きに成っていた

　でも、一松はモテるし...
　いや、逆だ

　嫌われてるんだ

　まあ、十四松と一松を比べてみてよ...明るい,暗いって言う感じだよね
　

　一松が【虐められた】のは、
　中学の時

　十四松、おそ松見たいに、目立ってはいなかった。だから、

　『あんな奴要らなかったよね？』

　『十四松君が欲しかった〜』

　そんな声が聞こえてきた

　でも私は
　『一松は一松のままでいいんだよ
　...』
　と励ましていた

　一松は私が来る度に、泣いていた

　ずっとずっと

　一松の腕や、足など見ると、傷が付いていた

　『許せない』

　そう思った
　
　そして、『一松は一松のやり方でいいんだよ...だから、一松を虐めないで...』

　そう私が言うと、皆一松の事を虐めなくなった




　ハズだった

　私は体育館の所に用事が有ったので、１人で体育館に行くと









　一松が









　蹴られたり









　殴られたり









　ブチッ
　私の中で何かが切れた


　その虐めていた奴を蹴った

　何度も何度も

　私は泣きながら蹴った


　一松は
　「A...ありがとね...」

　と言って、気絶していた

　私は


　何故か


　自分の事より


　人の事を


　心配する
　
　
　そんな


　一松が


　好きに成っていた

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