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第サンジュウナナ話 ページ39

ニコ「…ねぇ師匠」


ウパ「なんですか?」


ニコ「さっきの豚さんもそうだけど今この五舎って凄く危ない囚人が脱獄しているんでしょう??
その…猿鬼さんって人は囚人を殺してるっていうし…
0舎の看守さんも居るし師匠たちが強いのは分かるけど、

僕、今になってすごく…怖くなってきちゃって…
師匠が居なくなったら…僕」




ウパ「別に僕たちは戦うために行くわけじゃありません。この舎を守るために行くんです。
あの人が居るこの五舎を取り戻したいだけ…」



『……あれ?猿鬼と戦いに行くのかと思ってた』



ウパ「……Aさんはたまに抜けてますよね。まさか貴方戦いに来たんですか?」




『いいや??俺は止めに来たんだ。…猿鬼さんがほんとに囚人を殺したなんて思ってないしな。
今回のことも何か訳があるんだと思ってる』



ツイス「…なぜ、そう思うんです??」



『まあ、…俺のかんだ。…それに,俺は猿門が信じるものを疑いたくはないしな』




ツイス「!…なるほど、相変わらずですね」




『ぁ、…ところで九力と八力は見てないのか?』



リャン「はい、私たちは見ていません」



ウパ「ここより下に居るとしたら彼らが遭遇してそうですが…」


チィ「あいつら大丈夫なのかねぇ」



『なるほどなぁ、じゃあもしその六力が張られてた奴と同じ札が貼られてたら殴っていいんだな』
〈よし、と頷いて〉



ニコ「0舎の看守さん怖い…」


『なんだ?25番。俺より怖い奴たくさん居るだろ??』



ニコ「ん〜、ハジメちゃんも怖いけど!お兄さんも怖い!!」




地下までの階段を降りていき



『んー、そうだなぁ。ハジメもそうだが俺ら看守の中で怒って一番怖いのはキジだと思うぞ?』


ニコ「?なんで〜??」



『ほら、おかまって普段化粧してるだろ?怒ってるときに化粧が崩れて化けの皮があらわにn(ゴンッ)いってぇ!!?』



キジ「化けの皮が…なんですって?」



『な、ななんでもないです』

《居たのかよキジ》


キジ「全く……、あんた助けにくんの遅いのよ!!私がどれだけ苦労したか!どいつもこいつもほんと…(グチグチ」



『いや、まさか簡単にハジメやキジが捕まるとは思ってなかったし…
六力たちがこうなってるとも知らなかったからな』
〈あはは、と苦笑して〉









 

ザザ




ズザザザッ

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作者名:彼岸ノ使者 | 作成日時:2020年1月5日 17時

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