第ジュウイチ話 ページ12
三鶴「たとえ餅がつけても臼を破壊または全て落とされた場合は即失格だ！！
精々がんばって上手い餅つけよてめぇら！」
『よし、お前らはここに居ろ。危ないからな』
鈴野「んじゃあ0番。お前は臼を守れ、俺は餅をつくからな」
レイ「あ、はーい分かった」
海翔「…まぁ、雲鳥と0番なら大丈夫でしょう」
『そうだな、俺はちょっと他のところ見てくる。何かあればすぐ報告しろよ』
〈そう言うと歩いて行き〉
海翔「あ、………相変わらず自由気ままなんだなあ」
大和「69番くん！君もがんばってくれ給えよ！！」
ロック「あ？？」
ドゴン！！
ロック「！！うっわっ！しまった！！」
『おぉ、流石は5舎。凄いな』
ジューゴ「そうなのか？…ってなんでここにいんだよ」
ウノ「あ、さっきから看守のひとじゃねぇか」
『よっ』
ハジメ「お前、自分の舎のやつは見なくていいのか」
『は、俺の舎は負けないぞ。あいつらなら大丈夫だ負けはしない』
ハジメ「ふんっ、そうかよ」
『今年は俺たちが勝つからな！ハジメ』
ハジメ「てめぇに負けるつもりはねぇ」
『ははーん？？ならこうしよう。ハジメが勝ったら“この前”のことは忘れてやる。』
ハジメ「！てめぇ、言ったな。」
『ああ、俺は負けないけどな』
〈にやり、と怪しげに笑って〉
この前、とは
ジューゴが脱獄をしていたことで
『あ、ちなみに俺が勝ったらアイス1年分な』
ハジメ「てめぇはガキか」
『俺はまだ20ですよーだ』
ハジメ「うぜぇ」
ニコ「え！お兄さん20歳なの！？」
『おう、そうだ。まだ若いだろ』
星太郎「あのぉ、君たちちゃんと応援してる？」
『あ、悪いな星太郎。俺はもう行くわ』
〈またなー、といい自分の舎の方へと戻っていって〉
ウノ「なんか看守の中ではけっこう軽そうなやつだよなー」
ジューゴ「だな」
星太郎「そんなこと無いですよ？Aさんああ見えて主任と同じくらいお強いんですから」
ウノ,ジューゴ,ニコ「「「うそぉ！？！」」」
ハジメ「間違っちゃいねぇな」
星太郎「去年だって主任とAさんの一騎打ちでしたからね」
ウノ「けっこうやべぇやつだな」
ジューゴ「流石にここには普通の奴はいないって事だな」
『ﾊｯｸｼｭｯ！』
海翔「大丈夫ですか？」
『あぁ、…』
《噂でもされてんのか？》
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作者名：彼岸ノ使者 | 作成日時：2020年1月5日 17時
