五人家族の毎日ﾊﾟｰﾄ6 (ページ12)

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252話…Ａside ページ12

俺も智にぃも弟達や松兄の看病のおかげで回復した｡何故かここ数日,東屋の改装工事がおこなわれてる｡それも俺が話したｱｲﾃﾞｨｱで
雅｢ねぇ和,爺さんに言った?俺は言ってない｣
和｢言ってないよ｣
智｢おいらも言ってない｣
じゃぁ何で?松兄は自分が言うなって言ったから言わないだろうし
雅｢潤はいわないよね｣
潤｢その話しすら初耳｣
和｢雅にぃの戯言だから話す必要ないと思って話してない｣
雅｢和,戯言って酷いな,智にぃの事を思って言ったのに｣
潤｢じゃぁ誰？それにもう完成間近だし有り難く使ったら智にぃ｣
潤の言葉に頷く智にぃ
東屋⇔俺達の家,東屋⇔松兄の家を行き来出来る渡り廊下も完備
出入口のﾄﾞｱは東屋,各渡り廊下に有る3つ,東屋は四方,大きな窓で囲われていて庭が見渡せる。で中には自販機が設置されてる。
智｢でもﾎﾝﾄに何故？｣
昌宏｢俺も言ってない,真相はな,あの日大旦那様,奥様達にお線香をあげに来て2人の様子を見に上がって来て立ち聞きして実行したらしい｣
潤｢はぁ…そうなんだ,和にぃ爺さん来たの知らなかったの？｣
和｢うん,声くらいかけてくれれば良いのに｣
雅｢じゃぁ今回は誰も悪くないね｣
それにしても爺さんのいくら孫が可愛いからって毎度毎度,過保護の度が過ぎるんだよなぁ…
昌宏｢大旦那様は年々やる事が派手になったなぁ｣
智｢確かに,おいら達の事故後,父ちゃんと母ちゃん死んでから更に酷い｣
和,潤｢智にぃ,酷いっていくらなんでも言い過ぎだって,愛されてるって証な訳だしさ｣
雅｢まぁ智にぃと松兄の言うのもわかる,俺は諦めたもん,爺さんの過剰な過保護は｣
昌宏｢まぁ和と潤の言い過ぎって言うのもわかる,智と雅紀のやり過ぎもわかる,俺達仕える者,皆,思ってる｣
潤｢言われてみるとそうかも,有り難いけど｣
今度言ってみようか？やり過ぎで愛情が重いって…でもそんな事,言ったら爺さん泣いちゃうかな?と考えてたら
智｢変な事,考えてるでしょ？諦めたって言う割には｣
和｢雅にぃ,今度は何企んでるの？｣
雅｢和は人聞き悪いな,企んでないよ,何も｣
俺の言葉に和は智にぃを見る,智にぃはﾌｯと笑って俺の頭を撫でて
智｢和,雅紀は,何も企んでないよ,雅紀は思っても言ったら駄目｣
昌宏｢そうだな,お前らは駄目だな,その役は俺が引き受けるよ｣
雅｢え!そんな事したら松兄がやばくない？｣
｢大丈夫,秘策あるから｣と笑って俺の頭を撫でる｡俺と松兄の会話内容にｷｮﾄﾝとする2人に智にぃが説明して納得したのか2人が頷ずいていた