いい幹部 ページ6
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「帰りたい」
『ごめんねレイチェル。今から帰ろ』
任務を終えてすぐ、拠点に帰り父さんに報告。怖いくらい満面の笑みで、私の昇進を祝福してくれた
然し今は、レイチェルは眠そうに、私は御機嫌に、ザックはだるそうにマフィアのビルを歩いている
するとお洒落帽子を被った幹部様が1人
『あっ、中原幹部。お疲れ様です』
「おう。それより聞いたぜ?手前昇進なんだってな」
『はい!嬉しい限りです』
直属でもない部下の昇進を祝ってくれる──こんな素敵な人、2人と居ない。私にとって大好きな1人である
「おー、ナカハラ。久々だな」
「ザック手前、幹部を付けろや」
ザックには何度も「幹部を付けなさい」と言っているが、どうしてもナカハラ呼びをやめない
まぁ中原幹部も本気で起こってないし、見過ごしてる所はあるのだが
「レイチェルも元気だったか?」
「うん…それより、眠い」
『レイチェル限界かあ…、仕方ないね。戻っていいよ』
「ありがとう。おやすみ」
青白い光ともにレイチェルは姿を消した。私が異能を解除したからだ。大人っぽいが、まだ子供みたいなところがある。そこが可愛い
ロリコンじゃないけど
「レイチェル寝ちまったな」
『そうみたいです』
「じゃあ丁度いいな。これから飲みに行かねェ?昇進祝いだ」
中原幹部はつくづくいい人だと思う。この人を慕う女性がいるのも納得だ
「おいナカハラ、俺は_____」
「もちろん幹部命令、分かったか?」
『流石中原幹部。オススメの店はありますか?』
「乗り気だな。オススメの店は山ほどあるぜ」
横でため息をつくザック。以前なら幹部命令を埃ほども思ってなかったのに、文句を言いつつちゃんと従う
そんなザックはやっぱり変わったと思う
『ザックもお腹すいてるでしょ?』
「おー」
まだまだ夜はここからが本番だ
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舞矢乃 - あ、すいません。興奮して自分でも意味不明な顔文字使っちゃいました。 (2018年7月12日 17時) (レス) id: e8a53baf94 (このIDを非表示/違反報告)
舞矢乃 - あさぎさん» 分かるっ!分かりますっっ!マジで神の領域っ!!(\°○°/) (2018年7月12日 17時) (レス) id: e8a53baf94 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのタニシという名のタニシさん - さつてんいいよなぁ〜 (2018年7月11日 15時) (レス) id: b4fd82e6b8 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - インクさん» 実況から入ったんですか?仲間ですw 金曜日だから夜ふかししても大丈夫っていうのありますもんねwww ありがとうございます、頑張ります´ω`* (2018年7月11日 7時) (レス) id: 6de4597e1c (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - 舞矢乃さん» さつてんは神の領域… 頑張ります´ω`* (2018年7月11日 7時) (レス) id: 6de4597e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさぎ | 作成日時:2018年7月7日 19時