殿への愛を (ページ1)

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プロローグページ1

己の殿は女子だ────

己は小さい頃よく父上にいわれた

父上)直之。お前はわしよりも強うなって領主の隣にたつとといい。さまよくば、お前が上に立つ存在になってみろ。

直之)はい！

井伊家の家臣となり、お翔様から井伊家の領主が決まったと言われ駆けつけた

わしはずっと楽しみにしてた。逞しい領主なのか。と

しかし

直虎)我が、井伊直虎である。これから我が収めるところとなる！

女子だった。

男ではない。なぜか弱いおなごが。

己は反対した
所詮、女子にできることなどありやしない

しかし、但馬に渡すのも反対だった

そこからずっと殿は訳の分からぬことを言い出し、反対したものの。

だが殿は違う。今川へと貢献を認めてもらおうと行く時だ。

百姓)女子を守れなければ男じゃないに！

百姓の言葉が己の心を突き刺した

ギリギリの所で殿をお守りすることができた。
しかし貢献を諦めることはなかった

直虎様にこれからもつきたい。家臣として。

そう思ってたが領主の直虎様だけは気づいてくれない

我のお心を