episode128 ページ38
決戦場所に着いた俺はボロボロになりながらも諦めずに戦う東卍の姿に更に気持ちに熱が入り、ある男の元へ足を動かした。
その男は俺の姿を捉えたのだろう、イザナを殴ろうとした拳を止めてそのまま高く上へ突き上げ
花垣「俺負けなかったっすよ…」
と、1番ボロボロの状態で俺の目を見つめた。
黒川「は?何を言ってる?」
稀咲「‼︎」
花垣「総長‼︎‼︎」
佐野「ありがとうタケミっち」
松野「ウソ⁉︎」
八戒「マジかよ‼︎」
東卍「総長‼︎」
みんなが歩く俺の方を向き始め喧嘩は一瞬止まった。
九井「今日妹を亡くしたのに…失意のどん底のハズだろ?来れるわけがねぇ‼︎」
俺は黒川イザナと稀咲の間を通る際
佐野「少しタケミっちと話をさせてくれ」
と一言伝えて、勇ましい男の元へ歩みを進めた。
花垣「来てくれたんですね…」
俺はタケミっちの涙を浮かべた顔を見て、思わず体が勝手に動きタケミっちの頭を自分の方へ引き寄せながら
佐野「ありがとうタケミっち」
と、感謝の気持ちを伝えた。
ブォォォォォーーン‼︎
花垣「ドラケン君?」
バイクの音がする方を見るとヒナちゃんを乗せたケンチンが到着。
それからヒナちゃんはタケミっちの元へ来た。
ヒナ「来ちゃった…。そしてタイムリープの事とAちゃんの背負ってるものの話2人にしちゃった…」
花垣「2人に話しちゃったの⁉︎」
ヒナ「つい…」
花垣「ついって…」
2人の会話を聞きながら俺とケンチンは周りを見渡しAの居場所を探した。
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作者名:AI | 作成日時:2023年5月6日 18時