episode111 ページ21
花垣「わぁマイキー君の部屋‼︎かっけ〜。なんか大人っぽすぎません?」
龍宮寺「まぁほぼ真一郎君のモノだからな」
佐野「オレのものなんてベッドくらいだよ」
後ろからマイキーの声がして皆んなで振り向くと
花垣「マイキー君‼︎」
佐野「朝から大きい声出すなよ」
そこには寝起き姿のマイキーが立っていた。
A「おはようマイキー」
佐野「おはようA」
そう言いながらソファーに座っていた私の隣に腰を下ろすマイキー。
そして武道君が話を始めた。
佐野「なるほど…黒川イザナ。あの絡んできた奴か…」
龍宮寺「え、会ったの?」
佐野「あぁ、この前の海岸線で。Aと合流した後だから俺とAは会った事ある」
A「…」
ドラケンは話を聞きながらいつものようにマイキーの髪型をセットして、ソファーに座り話を続けた。
佐野「あいつが天竺の総長ね…」
龍宮寺「黒龍八代目総長…そして今は天竺総長黒川イザナ…。真一郎君と繋がってたのかもしれないな」
花垣「えっ⁉︎」
佐野「…」
話を進めるごとに深刻な表情になるマイキー。
龍宮寺「タケミっち、ここだけの話だ」
花垣「はい‼︎」
龍宮寺「真一郎君は黒龍の創設者なんだ。この事を知ってるのはマイキーと俺と場地とAだけだった。一虎が黒龍とモメて助けるって時に、この話は東卍のみんなにとって足枷になると思ったからな」
佐野「俺は九代目黒龍とモメる前に兄貴と話をつけたんだ。黒龍の全てを知ってた兄貴は、俺の為に残したチームだから俺の好きにしろって言ってくれた」
龍宮寺「黒龍を腐らせたのは八代目総長…黒川イザナか…」
花垣「‼︎」
私は武道君の表情を見てきっと知ってる未来と何か繋がってるんじゃないかと感じた。
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作者名:AI | 作成日時:2023年5月6日 18時