episode104 ページ14
A「今まではずっと守られてばかりだったけど、今度は私がみんなを守りたい‼︎私の出来る事なんて限られてるかもしれないけど、できる事は全部したいの‼︎」
ヒナ「Aちゃん…グズン…」
エマ「…」
A「武道君はタイムリープで、そして私は正しい選択を選んで未来のヒナちゃん助けるから‼︎12年後も絶対また3人で笑っていようね?」
ヒナ「うん‼︎」
エマ「A…」
それから私達はいつものように世間話で盛り上がりをみせ、お互いの恋人話などをしていると
prrrrrrrrrr…
エマの携帯が鳴った。
エマ「もしもし?」
電話に出たエマの顔は徐々に深刻さを表しており、また新しく父が動いてる事だけは理解する事が出来た。
ヒナ「電話大丈夫だった…?」
エマ「ドラケンから…」
エマから聞いた話はとても恐ろしいものだった…。
この時の私達はまたこうして3人で笑い合えると思っていた。
エマはドラケンとの惚気話をしたり、ヒナちゃんは武道君の惚気話。
そして、私はマイキーの話をしたりと…
そんないつもがまたやって来ると思っていたはずだった。
しかし、実はもう既にタイムリミットは始まっていたのだ…。
刻一刻と迫っているタイムリミットにこの時はまだ誰も気づいていなかった。
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作者名:AI | 作成日時:2023年5月6日 18時