【東リベ】l'amour c'est 《season3》 (ページ2)

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episode92 ページ2

所々涙を見せながらも真剣に話を聞くAちゃんに、俺はマイキー君を救いたいと言う気持ちがどんどん溢れていき、つい熱く語ってしまった。

A「ありがとう武道君。私はあなたを応援するし信じる」

話し終えた俺にそう言ってくれたAちゃん。

俺は話してよかったと心の底からそう思った。

A「最後にもう一つ質問していい？」

花垣「はい‼︎」

A「…フゥ…」

深呼吸をするAちゃんを見て緊張する俺達。

A「答えにくかったら答えなくていいんだけど……」

花垣「…」

A「武道君がいる未来に私は存在してる？」

花垣「何言ってるんですか……あたり…」

いや、待てよ。

直人と話す東京卍會には他のメンバーや幹部の名前が上がっていたが、Aちゃんの名前が出てきた事あったか…？

いや、姫という存在すら聞いた事ない…。

まさか…

Aちゃんは未来にいないのか…？

頭で想像する未来に恐怖を感じ焦った俺は

花垣「すいません…分かりません…」

千冬「…‼︎」

そう答えるしかなかった。

A「何しょんぼりきてるの？分からないだけでしょ？もしかして死んだとか考えたでしょ〜⁉︎もぅ〜勝手に殺さないで‼︎」

そう茶化しながら俺達に笑顔を向けたAちゃん。

そして、

A「ありがとう武道君。その答えが聞けただけで十分。よし、マイキー達の元へ戻ろう」

と、言いながらマイキー君達の元へ向かった。