episode52 ページ7
A「待ってよ圭ちゃん‼︎」
そう言いながら私は圭ちゃんの袖を掴んだ。
A「どうして…?」
場地「だからさっき言っただろ?目指すものが…」
A「圭ちゃんは何を目指しバルハラに行くの?」
場地「…」
私のその質問に黙り込んだ圭ちゃん。
A「私の事もマイキーの事もみんなの事もおいていかないとダメな事なの…?」
場地「…」
何を考えてるの…?
どうして話してくれないの…?
どうして私達から離れるの…?
そんな気持ちがどんどん溢れていき
A「答えてよ圭ちゃん‼︎」
私は怒りの感情を圭ちゃんにぶつけていた。
場地「A…俺は大事な人を守りてぇんだ。お前だってマイキーの事守りたいって思うだろう?俺もそれと似てんだよ」
A「…」
場地「俺は東卍を抜ける。だからもうお前を近くで守ってやれねぇ。いいか絶対1人になるな。必ずマイキーかドラケンと一緒にいろ」
A「そんな言い方…やめてよ圭ちゃん…グスン…」
最後のお別れみたいな言い方をする圭ちゃんの言葉に私は涙が溢れてきた。
場地「お前が稀咲を殴った事俺は反対しないぜ?」
A「圭ちゃん…」
ギュッ
圭ちゃんは私の事を抱きしめて
場地「ふふ、泣くなよ…。まじでマイキーに殺させるじゃねぇか。マイキーを東卍を宜しくな?じゃあなA」
そう言うと私に手を振りながら歩いて行き、私と私の鳴き声だけがその場から離れなかった。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時