episode56 ページ11
ブォォォォォーーン、ブォーン
マイキーのバイクの後ろに乗せられた私は一言も話す事なく今を迎えていて
A「武道君東卍のトップになるって言ったね」
この私の一言で沈黙を破った。
龍宮寺「フッバカだな…あいつ…」
そう微笑みながら呟くドラケンにマイキーは
佐野「フッだな」
と軽く返事をした。
その時のマイキーの目はさっきとは違った目をしていて、その未来をどこか楽しみにしてるかのように思えた。
佐野「A」
マイキーが私を呼んだ。
A「なに?」
佐野「ハロウィンの日は家にいろ。その日バルハラとの決戦の日だ」
龍宮寺「…」
A「分かった…」
私はそう返事をしたものの本当は圭ちゃんの事が心配だった。
マイキー達と圭ちゃんがぶつかるなんて思っても見なかった現実に、どうしたらいいか分からなくて気づいたら無言になっていて
佐野「場地の事は絶対連れ戻す。約束するから安心して家で待ってろ」
そう言ってくれるマイキー。
私はマイキーの背中に顔を当て腰に腕を回し
A「圭ちゃんもみんなの事も絶対守って…」
そうお願いした。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時