いつか、好きになる。【フィッシャーズ】 (ページ5)

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6月、雨。ページ5

どうも最近変だ。

気づいたらシルクを目で追ってるし、他の女の子と喋っているシルクを見たら気分悪いし。あと、シルクの笑顔で私の心拍数が上がるのだ。

その事をマサイに話た。

あ『マサイ博士？この感情はなんなのでしょうか？』

マ「Aよ。それは恋である。」

あ『鯉？』

マ「バカ。魚じゃねぇ。」

あ『そっかー。ついに私も恋する年頃になったのか。』

シ「え、何。お前も恋してんのか。」

あ『わっ！！シ、シルク…。』

シ「誰が好きなの？応援するし。」

あ『秘密だよ…。』

シ「えー！なんで？」

なんでもなにも、シルクの事が好きだから、

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・

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なんて、言えるわけなくて。

あ『シルクは信用できないからwww』

シ「それひでぇwww』

あ『てゆうか、シルクも恋してるでしょ…？』

シ「あー…まぁな。」

あ『え…なにその間…。』

あ「シルク普通にかっこいいし…うまく行くんじゃない？応援するよ。」

シ「サンキュ…。お前も黙ってたら普通にモテるんじゃね？」

あ『いいよ、別にモテなくても～！』

シ「あっ、俺今日用事あるから先帰るわ。じゃあな。気をつけろよ。」

あ『うん。バイバイ。』

シルクは教室を出て行った。

あ『…………うぅ…。マサイィ…。』

マ「A、よく頑張ったよ…。」

あ『辛いよ…。ほんとは応援なんかしたくないのに…。』

マ「…………。」

シルクが出て行くまで溜めていた思いをぶちまけた。マサイは私が落ち着くまで寄り添ってくれた。

あ『ありがとね。マサイ。また相談乗ってもらうかもね。』

マ「おう、明日多分ペケたんが迎えに来るよ。」

あ『ペケたんかぁ。最近話してないかもwww』

マ「うん。じゃあ。」

あ『ばいばい。』

コンニチワ♪

あ、LINEだ。

シルクから…。

シルクからのLINEを見て、私は家を飛び出した。

シルク今から会えるか?