64話 ページ24
我々国から出て、シリオン王国に着いた。
ウィリアムの側近メイドであろう人が来て、そのメイドと話し、ルーク王の居る所へ向かった。
向かった先は、赤いカーペットが敷いてあり、階段を登った先にルーク王が座っていて、そこは玉座の間だった。
lu「やっと帰ってきたか、ウィリアム。
何故……此処に居るのですかな？サナ王女」
「ウィリアムの付き添いで来ました」
lu「そうか……」
wi「父上、お話があります」
lu「何だ？」
wi「我々国と敵対するのは辞めませんか？」
lu「ﾋﾟｸｯ…どうしてだ？」
wi「俺はもう、サナと敵対したくない……」
lu「……何故だ？((圧」
wi「サナの事を愛しいるから！ただそれだけです」
lu「そうか……お前がサナ王女の事を愛したからか……ﾁｯ、まさかお前が本気で恋愛するとはな…。見損なったよ」
「！赤の他人が口を挟むべきでは無いけれど、本気で恋愛してはダメなのですか？」
lu「ダメに決まっているだろう！儂は、サナ王女が産まれた時から人目見て、好きになった。国との関係でウィリアムと政略結婚させる他無かったが、サナ王女はウィリアムの事を嫌っていた。チャンスだと思ってな」
ut「ｹｯ…重度のロリコンかよ」
「ごめん…私結構引いた……」
wi「俺も…」
「この場を借りて言わせてもらいますけど、私は貴方を恋愛対象として見ていません。なんなら、恋愛対象外の以下の以下よ」
lu「何とでも言えば良いさ。最終的には儂の妻になってもらう」
「嫌だね」
lu「ふむ…そうか……なら………」
ルーク王はそう言って、指で合図をした。
玉座の間に居た、兵士にしか分からない合図。
その合図で、ウィリアム、サナ、大先生がそれぞれ取り押さえられた。
ut「うわぁ〜なんや！」
大先生は取り押さえられた衝撃で声あげた。
ウィリアムに至っては、首元に刄を向けられている。
「ウィリアム！！」
lu「サナが抵抗して、ウィリアムがどうなっても知らんぞ？」
「……ｯ」
lu「我々国幹部は眠らせておこう。ウィリアムはとっておきの牢屋だ。サナは………特別な場所に移動しよう。目隠しをしてな」
ルーク王は兵士達にそれぞれ指示をし、その場所に連れて行ったのだった。
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最近文字数が多くて、困ってる……
文字数制限あるんだもん……恨んでいい？？いい？？
文字数制限無くなって欲しいのは、私だけ………かな？
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作者名：harurua | 作成日時：2023年5月16日 12時
