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目覚めたのは ページ14

ナオミside



「ナオミさぁん・・・。私疲れましたぁ・・・。」





ぐったりしているAちゃん。





ずっとこんな調子でソファーに寝転がっている。





「さすがにあんなに移動したら疲れますわよね。お茶、飲みます?」





「頂きます・・・」





Aちゃんは上半身を起こしてお茶を一口飲むと、またすぐに寝転がってしまった。





「うーん・・・戻れ戻れぇ・・・人間複製解除だぁぁい・・・」





まるで寝言のようにぼんやり呟くと、Aちゃんの姿は瞬く間に白猫に変わった。





「にゃーん・・・にゃあ」





鳴きながら机を経由して私の膝に乗ると、そのまま丸くなって寝てしまった。





「あら、Aちゃん?ふふ、眠っているのですね。可愛いですわ・・・」





そっと背中を撫でる。その背中はとても柔らかかった。





.





「にゃ・・・」





Aちゃんの目がゆっくりと開く。





Aちゃんは大きな欠伸をすると、人間の姿になり、目を擦りながら、





「おはようございます、敦さん・・・」





と寝惚けた様子で言った。





「あ、おはようAちゃん。丁度ご飯できたところだよ。」





兄様が台所から顔を出す。それを見たAちゃんは、驚いたように目を見開き、





「あれ・・・?今何時です!?敦さんは!?ここどこー!?」





と叫んだ。





当然だと思う。目が覚めたらそこは探偵社でも敦さんの家でもなく、Aちゃんが一回も入ったことのない、私と兄様の家だったのだから。

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のこ太(プロフ) - カナさん» カナさん、ここまで支えてくださって本当にありがとうございました!!応援が思ったよりも励みになることを実感させられましたよ本当に。カナさんの方こそ、お体に気を付けてお過ごしください(^-^)/ありがとうございました!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - お疲れ様でした! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 完結おめでとうございます!少し寂しいですが、これからも体には気をつけて過ごしてくださいね、 (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ太(プロフ) - こどくなおうじ。さん» ありがとうございます!頑張りましたよ・・・。結構グダグダしたとは思いますが、ここまで読んでくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
こどくなおうじ。(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 49348a965b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のこ太 | 作成日時:2016年9月17日 21時

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