3年A組短編集2 (ページ24)

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女の子の日.Seo(ﾘｸ) ページ24

今日は雄大とおデートなの〜!!
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なんて気分のはずだったんだけどね。

昨日までは。

朝起きたら"アレ"がきてしまった。

しかも腹痛がやべぇやべぇ。

無理してでも以降と思ったけど…

さすがにこの痛さには耐えられんくて…

『体調が悪くて行けそうにないです…。』

とメールを送った。

すると既読はついたものの返答なし…

『雄大…怒っちゃったかなぁ…』

なんてさらに落ち込む私。

そのとき

ﾋﾟ-ﾝﾎﾟ-ﾝ

え、だれ。

誰かくるって言ってたっけ…

私は腹痛に耐えながらも階段を降りて玄関へ。

『えっ!?』

私はその人物を見てすぐに開けた。

『なんで!?』

そう。そこにいたのは間違えなく雄大で。

「体調悪いって言ってたから。」

と袋を見せてきた。

『え…なんか、ごめん。』

「いいんだよ。アレだろ?…そのぉ…」

『え、わかってたの?』

「いや、だいたいこのあたりだったはずだから。なんとなく。」

と頭をかいた雄大。

『ありがとう。』

といって部屋に案内した。

「あんま動かなくていいから寝てろよ」

『いやでも…』

せっかく雄大がきたのに寝てるってのも…

デートだってあ台無しにしちゃった…

なんて考えてる頭の上に手が乗った。

『ん?雄大?』

「どうせ今日のデート台無しにしちゃった。

とか考えてんだろ?」

『え、なんでわかるの!?』

「それくらいわかるよ笑

…でも気にすんな」

『え?』

「また治ったら行こう。

俺はいつでも大丈夫だし!」

『雄大…』

なんか雄大の優しさに泣けてきそう

「だから、今日はゆっくり休め」

『うん…』

「寝るまで一緒にいてやるから。…な?」

『ありがとう。雄大。』

「いいから早く寝ろよ笑」

といいながらも手を繋いでくれた。

安心した私は目を閉じた。
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目を覚ますと雄大の姿はなくて。

机に目を通すと袋と紙が置いてあった。

＿空音へ

勝手に帰ってごめんな

あったかいココアとカイロ置いときます。

これ使って少しでも痛み和らげろよ

P.S.早く治してデート行くぞ

雄大＿

雄大…どこまで優男なんだよ。笑

するとﾋﾟｺﾝと通知が。

雄:起きた?

雄:ココアぬるくなってたらごめん。

雄:早くなおせよ。

と続けてきた。

早く1週間たってデートしたいなぁ…。笑