#和泉三月 『幼馴染が可愛くない』 ページ3
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「こんにちは、ミツくんいますか？」
私が寮を訪ねると、出迎えてくれたのは仕事前の陸さんだった。
幼馴染のミツくんとの約束で来たのだがまさか他のメンバーが誰もいないなんて。
「三月なら今部屋にいるよ！」
そう言うなり仕事に出かけた陸さんを見送って、私はミツくんの部屋へ向かう。
「ミツくん、入るよー」
私はドアをノックし、返事を待たずに開けた。
部屋に入るとミツくんはベッドの上で雑誌を広げて寝ていた。
呼んでおいてなんで寝てるんだ、なんて思いながら近づいていく。
昔から変わらない寝顔にほほ笑んで、頬をつつく。
「起きないとちゅーするぞー…」
なんてね、とか思いながらも自分で言って恥ずかしくなる。
いったん離れようと立ち上がったその時、ぐいっと勢いよく腕を引っ張られた。
そのせいで体勢を崩した私はベッドに倒れこむ。
目の前にはさっきまで寝ていたはずのミツくんがいて。
「ちゅー、してくれねえの？」
「…起きてたの」
「お前がしてくれないなら俺からするけど、いいの？」
「かわいくない…」
「ごめんな？かわいくない俺で」
ミツくんはそう言って私にキスをした。
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1.9 - 一織と三月にキュンキュンしました! (2019年5月1日 23時) (
レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - ほこほこしました！ (2018年10月18日 20時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーゆ | 作成日時：2018年10月7日 20時
