【銀魂】花魁は悲しさに

三十五， ページ37

夜、大広間



土方「おい、なんでおめぇらがいるんだよ」



土方は腕を組み部外者らを睨みつけた




銀時「いやー歓迎会って聞いたから☆」




土方「聞いたから☆じゃねぇっ！
こいつらに教えたやつァ切腹だこら！出て来やがれ！」





沖田「そうでィ、こんな大食いがいたら全部食われちまうぜィ」





神楽「大食いとは私の事アルカ？歌舞伎町の女王舐めんナヨ」





山崎「まぁまぁ副長も隊長も座ってください。始めますよ！」





山崎が促すと渋々2人は座る




近藤「さぁ、みんな飲んでくれ！霧瀬ちゃんも寛いでくれ！」



乾杯が終わりザワザワとみな騒ぎ出す


近藤「霧瀬ちゃん、こんなむさくるしい所で悪いがしばらくゆっくりしてくれ、楼主も言っていたが暫くの休暇だと思えばいい」



霧瀬「はい」



神楽「なんで霧瀬はそんなに色気むんむんアルカ、私にも出し方教えるヨロシ」





神楽に突然聞かれ霧瀬はグラスから口を離す





沖田「おめぇには一生無理なことでィ」





神楽「私ももう少ししたらこれより色気出せるアル」




神楽は沖田を睨みつけた




土方「そういえばお前、あれだけで荷物足りてるのか？」



土方は霧瀬が持っていた小さい鞄を思い出して言った




霧瀬「えぇ、もともと私物はそんなにありませんから」



霧瀬は静かに頷き、またグラスに口をつけた

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