6〜TH〜 ページ8
俺達は
生まれた時から決まっていた。
大きな大きな重圧、王冠をかぶることを。
ソン家という大きな組織に生まれでてしまったことを今更後悔なんて出来ない。
でも俺達は運が良かった。
たまたま受け継いだ力も強かった。
頭も悪いわけじゃない。
運動もできた。
どこにいても俺達を嫌だと言うものはいなかった。
でも、この生活は縛られていることの方が多かった
人の行為=好意
俺達にはこの方程式は当てはまらなかった。
抗えなかった。
抗おうとすら思わなかった。
それが僕らの運命であり
力を持って生まれたものの役目だと思っていた。
つまらない人生。
親が、祖先が敷いたレールを
ただ機械的に走り続けるだけだと。
『僕らだけの君』に出会うまでは。
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kafu(プロフ) - 看護学生大変ですよね、凄いです!更新楽しみにしてます (2022年6月26日 17時) (レス) @page22 id: e8c3f18d4d (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - maeさん» コメントありがとうございます!なかなか更新できないで申し訳ないですが、いい作品になるように頑張ります! (2017年10月1日 13時) (レス) id: 1418814bda (このIDを非表示/違反報告)
mae - 面白いです!更新ファイティン! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 2ff28a585b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天音 | 作成日時:2017年6月12日 18時