Mr.Sの助手 【ツイステ】

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『しゅうりょ〜う！』


家事(料理以外)を終わらせてから､下に降りて
購買の様子を見に行く。


「おっ Aちゃん、丁度良い所に。料理は出来るかい？｣


『はい。人並み程度には。』


「良かった。
じゃあ何か夕食を作っておいて貰えるかな？｣


『了解しました！』


「センキュー！美味しいdinnerを楽しみにしているよ。｣


わお。ハードル爆上がりじゃん。


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『えっと、人参に玉葱、豚肉かぁ。』


キッチンで冷蔵庫を漁って夕飯の献立を考える。

中には鮭、人参、玉葱、豚肉、林檎、茄子 etc…
これだったらカレーを作れば良いかも。

使えそうな野菜とレトルトのカレールーを取り出す。
元から着ていた私服に着替え、バイトの制服のエプロンだけつける。


『先ずはご飯を炊いて...』


ちょっとならお母さんの手伝いもしてたし、
手際が良いとは言えないけど丁寧に野菜を切っていく。

1人になると元の世界の家族や友達が恋しくなる。
あぁやばい。目頭が熱くなってきた。



『ふっ、う、うぅぅ..』




涙が出るのは玉葱のせいにして、今だけは...... 。

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