Mr.Sの助手 4【ツイステ】 (ページ10)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:3,566 hit

-150 ページ10

.

「え…………っ？｣

「｢リドル君？！/リドル！？｣｣

緊急事態発生。

リドル君が殴られました。
めっちゃおもろい。

「｢げっ………………！寮長を殴った！｣｣

「右ストレートが綺麗に決まったんだゾ！｣

「エ、エース！？｣

いいな、私も後でビンタしよ。

てか私いつからこんな暴力女になっちゃったんだ？
もしかして昔からヤンキーの素質あった？

「あー、もういい。
寮長とか、決闘とか、どうでもいいわ｣

「痛……………え？ボク、殴られた……？｣

「子供は親のトロフィーじゃねぇし、子供のデキが親の価値を決める訳でもないでしょ。

お前がそんなクソ野郎なのは親のせいでもなんでもねーってたった今、よォく分かったわ！

この学園に来て一年、お前の横暴さを注意してくれるダチの一人も作れなかったてめーのせいだ！｣

「何を………言っているんだ？｣

「そりゃお前は、ガッチガチの教育ママにエグい育てられ方したかも知んないけどさ、ママ、ママってそればっかかよ！

自分では何も考えてねぇじゃん！

何が赤き支配者だ！
お前は魔法が強いだけの、ただの赤ちゃんだ！｣

『ふ………』

笑うな。

絶対に笑うなよ私。

リドル君が赤ちゃんとかウケる、とか考えちゃダメだぞ。

「赤ちゃん………だって？このボクが？

何も知らない癖に………ボクの事、何も知らない癖に！｣

「あぁ知らないね。知るわけねぇわ。
あんな態度で分かると思うか？甘えてんじゃねぇよ！｣

「うるさい、うるさい、うるさい！！黙れ！！

お母様は正しいんだ！
だからボクも正しいんだ！｣

癇癪男がなんか言ってら。
そういう所がダメなんだよ、リドル君。

「リドル、落ち着け。決闘はもう終わってる！｣

「クローバー君の言う通りです。挑戦者は暴力行為で失格！

これ以上争いを続けるのであれば、校則違反になりますよ！｣

「新入生の言う通りだ！もううんざりなんだよ！｣

「うっ！？｣

うわ、嫌な落としたな。
ベチャッて聞こえてきたんだけど。

「！？何だ……卵？寮生が投げた………のか？｣

うっそだろぉ！？
購買部のバイトの前で卵を投げるんじゃねぇよ！！

怒るぞ！！

「誰だ！ボクに卵を投げたヤツは！｣

「｢…………………………｣｣

え………？
まじ卵投げるとか喧嘩売ってんのか？