Mr.Sの助手 4【ツイステ】 (ページ25)

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HAPPYHELLOWEEN！！ページ25

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⚠イベントストーリーの大波乱はありません

「──というワケだから。ハロウィーンウィークはこれ着て接客、頼んだよ！｣

『了解しましたぁ』

サムさんから見知らぬ衣装を渡され何だか色々と説明された。

まぁ超要約すると、学園全体でハロウィーンウィークをやるからその間は購買部もハロウィンらしく制服を変えるらしい。

寮ごとに違うテーマを持つけど今回はスカラビア寮が購買部辺りを使用して、テーマは狼男。

なんで私も基本接客とかその他諸々担当でスカラビア寮と同じ仮装をするという感じ。

『…………めっちゃカッコイイな』

本当に高校生のイベントかと疑ってしまうくらい衣装が凝ってる。

開催期間は購買部全体も色々装飾してくれるんだって。
すんげぇや！！！

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『ジャミル君おつかれー』

「あぁ、お前か｣

『何だよその反応。…………カリム君は？』

「寮長の集まりがあるからそっち行かせてる｣

『なるほど』

準備が大分進んできた頃。

カリム君は毎日の様に騒ぎに来るしジャミル君は露骨に嫌そうな顔しながらもそれを宥めて指示を出してる。

そりゃあもう、頭にちっちゃい虫がしつこく寄ってきた時レベルで嫌そうな顔だよ。

まぁ気持ちは分かる。

カリム君は長時間一緒に居ると疲れるタイプだもんね。
台風みたいだもんね。

「というか暇なら手伝ってくれ｣

『え？暇そうに見える？？こんな必死になって掃除してんのに？？？』

「お前素手で掃除するのか｣

『馬鹿には見えない箒dイタイイタイ！！』

うわっ、足抓るとか陰湿にも程があるて！
しかも話してる途中！

『冗談じゃん！』

「まずそこの絨毯を……｣

『ジャミル君？？？？』

流石にスルーは酷くない？？

『…………もー。俺ハロウィン仕様の袋準備するだけで手一杯だよ』

「とか言いながらやってくれるじゃないか｣

『ま、ジャミル君は苦労人っぽいしね』

「わかってるならもっと俺に気を使え｣

『え！がめつ！』

くっそ我儘ボーイやんけ！
まぁ別にいいんですけどね！！