Mr.Sの助手 4【ツイステ】 (ページ17)

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「お前達…………わかった！少しの間なら俺がリドルの魔法を上書きできる。
その間に、頼む！

学園長、寮生たちの避難を頼みます｣

「君達待ちなさい！危険です！｣

「そーだよ！トレイ君まで何言ってんの？リドル君に勝てるわけ無いじゃん！｣

まぁこれが一般的な考え、っていうか、一番大人な考えっていうか。

でもやるっきゃないでしょ。
なんかそれっぽい雰囲気にしちゃったし。

「勝てる奴にしか挑まないなんて、ダサすぎんでしょ！｣

「そんなの全然、クールじゃないんだゾ！｣

「正気に戻すのに手っ取り早い方法はこれしか思いつかないな｣

『え、何？お前らその名言準備してたん？』

仲間外れにしないでよ！

私だってかっこいいこと言いたいお年頃なのに！！

「あぁ、アイツを失う訳には行かない。
俺は……あいつに伝えなきゃ行けない事があるから。｣

「こうなったら腹を括るっきゃない！｣

「………………あ～～、くそっ！わかりましたよ。
こういうの柄じゃ無いんですけどねー、ほんと！｣

「あぁもう…………生徒を避難させたら私も直ぐに戻りますから！それまで耐えて下さい！｣

よっしゃあ皆で頑張ろーぜ！

「どいつもこいつもいい度胸がおありだね…………皆纏めて、首をはねてやる！｣

「このままじゃリドルの体が危ない。手遅れになる前に止めないと｣

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『あっっっぶね！！』

「わりぃA！｣

『許さんぞ貴様！』

軽口を叩き会いながらも皆必死。
ボロボロで消耗し切った体で戦ってる。

かく言う私も走り回りながら皆が魔法で攻撃をする隙を作ろうと頑張ってる。

流れ弾(主にグリムの炎)が飛んでくることもあったし、なんならさっきエースが出したはっぱカッターみたいなやつは脚に掠った。

レディ(見た目は男)に何してくれんねん。

「此奴の魔力底なしかよ！｣

「絶対に、絶対に、ボクが正しいんだ！！

そうじゃないと、ボクは今まで何の為に…………！！｣

「リドル……！｣