Mr.Sの助手 4【ツイステ】 (ページ13)

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番外編 L’s Birthday！！ページ13

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『ケーキOK、プレゼントOK！』

しゃあ行くぜ！

レッツサバナクロー！！

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───ガサ、

『やべ』

皆さんこんにちは。
現在7月26日の23時50分

私は今、サバナクロー寮にて忍者の如く静かに移動をしております。
さっきの音はそこら辺の葉っぱにぶつかった音だからノーカン。

なんか文書可笑しいけど気にしない気にしない

『よし着いた』

他よりも一回り二回り大きな扉の前で棒立ちしてるけどこれからどうしよ。
半ノープランな感じなんだよ。

とりま覗いてみる？

『……………………あれ、』

今日(正確には明日)の主役が居ないじゃないの

とか思ったらやっぱ居たわ。
なんか窓の前で黄昏てたわ。

てかあれ窓って言っていいのかな
壁無いとかいうレベルなんだけど
しかもカーテンのみの特殊タイプ

『………………』

時計の針は進んで23時59分。
そろそろですねぇ！

今まで練習してきた忍び足の成果を見せる時……！

『……………………………………』

後ちょっと、もう少し

日付は変わって午前零時。

『こんばんわ、レオナさん』

「っ………お前か｣

『あれ、気付かれてたと思ってました』

「………考え事してた｣

伏し目がちに答える表情が少し幼く見えた。
もう成人してるのにね。

『お誕生日おめでとうございます』

「あぁ………お前その姿のまま来たのかよ｣

『夜薬飲んじゃうと色々狂うんですよ。仕事中に女になったら大惨事』

「よくノコノコと人の部屋まで来れたな｣

『レオナさんなんで』

そーかよとか言って目を逸らされた。
ぴえん

「座れよ。取っておきのモン用意してくれてんだろ？｣

『え、ちょっとハードルあげないでくれません？』

王子からしたらそこら辺の草と同じレベルだってのに。
宝石とか給料何ヶ月分？

『ハッピーバースデイ』

「ん。どーも｣

『あとケーキも手作り』

「お前暇人か？｣

『レオナさんの為にって頑張ったんですよ！！(小声)』

仕事の合間を縫って色々考えたんだから感謝して欲しいね全く。

「ちょっと待ってろ｣

あれどっか行っちゃった。

『それはまさか……』

「俺はもう良いんだよ｣

『おっとな～』

ワインとかどっから出したのとは思うけどまぁレオナさんだし。

とか考えてる間にもうケーキ食ってる。
食べ方お上品だなぁ

「美味い｣

『やった』

褒められると嬉しいよね。
ぐへへ。

「………………良い夜だな｣

『え？』