検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:3,562 hit

-151 ページ11

.



「誰だ!ボクに卵を投げた奴は!」


「………………」



あ、黙り決め込んじゃう感じ?
流石の私も店の商品投げられんのはムカつくんだが。



「フ……ハハハ、アハハ!!
うんざりだって?うんざりなのはボクの方だ!

何度首をはねても、どれだけ厳しくしてもお前達はルール違反を犯す!

どいつもこいつも、自分勝手な馬鹿ばっかり!
良いだろう。
名乗り出ないなら全員連帯責任だ!


全員の首をはねてやる!!



首をはねろ!(オフ・ウィズ・ユアヘッド)!!」


───ガチャリ


「う、うわああ!逃げろ!」


「ぐえぇ!首輪が……!」



その場にいた寮生達に次々と首輪がかけられていく。

まぁ私達はとっくに掛けられてるんで関係無いけど。



「アハハハ!どうだ!誰もボクに手も足も出ないだろう!

やっぱりルールを厳守するボクが正しいんだ!」


「おやめなさいローズハート君!ルールを守る君らしくもない!」


「トレイ、これヤバイよ。あんなに魔法を連発したら……」


「くっ…………!リドル、もうやめろ!」



あの状態で人の言葉なんて冷静に聞いてられるかな。

これってもしや結構ヤバめ?
学園長が居るからまだ安心だろうけどそれでも不味いかもしれん。



「おい、お前!なんでも自分の思い通りになるはずないだろ!?
そうやってすぐ癇癪起こす所が赤ん坊だっつってんの!」


「今すぐ撤回しろ!串刺しにされたいのか!」


「ヤダね。絶対にしねぇ」


「うぎぃぃぃぃぃぃ!!!!」



うぎぃ!?!?
なんだその鳴き声!?



「ガチでヤバいって!お前ら逃げろ!」


────パキパキパキ……



『うっわ、まじかァ』



地に根を張っていたはずの薔薇の木は全て食う宙に浮いていて、なんかもう、ヤバい()

逃げるべきかなぁ。
でも逃げた所で捕まりそうな感じしない?
あれ、違う?

兎に角ユウとグリムだけでも守ろう。
無鉄砲コンビは魔法使えるしどうにかなんだろ。



『ユウ、グリムちゃんと抱えててね』


「うん。」


「なんて大掛かりな魔法なんだ!
まさかアレ全部突っ込んでくる気か!?」


『ん〜〜〜!!!!!不味い!!!!!!』



結構不味いぜこの野郎!
どうしてくれんだ馬鹿野郎!

あ、韻踏んでる?



「薔薇の木よ、あいつの身体をバラバラにしてしまえーー!!!」



薔薇だけに、ってね。

-152→←-150



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , 助手   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夏美(プロフ) - レオナの嫁さん» ありがとうこざいます!!(号泣) (2022年10月12日 6時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
レオナの嫁(プロフ) - 受験生は忙しいですよね💦ゆっくり更新していってくださいね。待ってます😁 (2022年10月11日 22時) (レス) @page23 id: 5c31e1afd7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夏実 | 作成日時:2022年5月16日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。