元花柱の女の子5

187話 ページ18

もうすぐ夜が明ける時間。


五「カナエさんっ…！」



こんな朝っぱらから大きな声を出して迷惑をかけるのは重々承知。でもそれどころじゃないんだ。




エ「？？五条さんおはよ…、！？A…！！？なんで、、」



五「あとで説明する今はこの子の看病が先だ！！」




幸いにもカナエさんは起きていて縁側に座っていた。
当然、本来なら中で眠っているAが僕に抱えられていたら驚くのも当然だ。カナエさんを急かすようで申し訳なかったがAのためと考えたら手段を選べなかった。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿



エ「…ゆっくりしてってくださいね、」



カナエさんだって今はAの傍にいたいはずなのに僕を優先してくれて、席を空けてくれた。





五「ぁーやば…泣くわこれ…」






やっと目を覚ましたことに驚き、安心、不安…色んな感情が入り混じる。





五「っ…」




泣くのなんていつぶりなんだろう。


傑が死んだ時ぶりか？




五「僕も拗らせてんなぁ…、たった1人の年の離れた女性に…」







恋愛なんて興味なかった。


本気になったことなんて1度もない。




そんな僕をこの子がさせてくれた。








五「A…ごめんなっ…好きになって、…ごめん…」






僕が好きになってしまったから。



好きにならなければ、こんなことにはならなかったんだ。







自分でも驚く程嫌悪感が増していった。





1度流れた涙も止めることが出来ない。







「せん、…せ…」



五「Aっ…？」







ほら今も。








僕の心が掻き乱される。



















ごめん、みんなに見られる前に帰るね。

・

こんにちは作者のモチモチです。



特にこれといったことはないのですが、


たくさんのお気に入り登録、本当にありがとうございます…✨





映画観てきたんですが一人ひとりのギャップがすごくて泣きそうなモチモチでした。。。







2021が終わり、2022の幕開け…✨




今年もよろしくお願いしまする(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)

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