毒舌なまふまふ（妹）がいよいよぶりっ子潰します+日常短編【歌い手】

第41話 ページ10

Aside



予行練習。つまんねぇ。



ちなみに、ウチらは劇だけど、必ずしも劇ってわけでもない。




歌やダンスのクラスだってあるのだ。





ただ、ウチらが劇なだけ。





ちなみに、こないだ「ロメオとジュリエッタ」とかくっだらねぇ事言ったけど←




実際は白雪姫です←




もう少し、マシなのなかったかね…





「次は、白雪姫です」




と言われ、衣装をしっかり身につけた私たちは、舞台裏へと急ぐ。





魔女「白雪姫、このリンゴを食べなさい」



「えっ…でも…」




これやってて思ったんだけど…




Souくん、美薫とキスするんだ、可哀想←





後半になると、私は白雪姫のまま、スクリーン係に変更。




あ、今日はさすがに普通にやるよ。




大事なネタだもん！！！←






ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ






拍手がなるが、まばら…ではある。



ﾁｯ、美薫のクソみてぇな演技のせいだわ…






いよいよ、四日後か…。





その時、そらるさんと、目が合った。




そらるさんは、四日後、最後の演劇会で、私と最後に学校で会える日だと分かっている。



悲しそうな目をして、にっこり笑った。




近くにいたうらさかや、クプある、あまちゅとも目が合うが、何も知らずに笑ってくれた。







寂しくて、嬉しい演劇会は、四日後。

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