毒舌なまふまふ（妹）がいよいよぶりっ子潰します+日常短編【歌い手】

最終話 ページ25

Aside



そうだった。




刺されたあとは…


















「ん…え…あ、にき…」




ま「Aっ？！A〜〜!!!!!!」




抱きついてきた兄貴。



そこは、病院。




珍しく、そらるさんやEveくんも取り乱し、大泣き。


お見舞いに来てくれた仲間たちも、誰もが涙を流した。






カレンダーは、まさかの12月。




え、ハロウィンは？球技会は？冬休み、始まってんの？





あれ、私、学校どうしたの？






そ「Aは、いや、俺らはあの学校の生徒じゃないんだ。」




俺ら…？もしかして、私に合わせて…





天「当たり前でしょ…僕ら、ずーーーーーーーーーーーーっとAと一緒だもん！」




9「A〜、あ゛ま゛づぎがま゛い゛に゛ぢゔる゛ざがっだよ゛〜」




あ、毎日騒いでたんだぁ…笑




ま「よかった、よかった…



何日、何年経ってもいいんだ。




Aと、また笑えれば…本当に、目を覚ましてくれて、死なないでくれて、生きてくれて…ありがとう。」





「兄貴、おおげさ」




でも、内心は嬉しくて。


私が大切にされてることを感じた。







美薫や校長は捕まったらしく、当時はとてもニュースになったらしい。




今もなお、ニュースでは、どうしてこのようなことが起こったのか、やってるらしい。





「もう、受験じゃんw」




ま「大学、ほとんどみんな一緒だから！」




「あ、そうなんだww」
















そう、そのあとは、高校を楽しくすごし、卒業した。




大学に入って、音楽や美術について学んだ。



私の大好きなことを仕事にした。




懐かしい、あのパステルカラーの家に越した。





みんなと、今も繋がっている。





美薫には刑務所で面会で会い、クラスメイトには、謝られた。



でも、許すって決めたから許すんだ。




だって、つながりの輪は大きい方がいいでしょう？？





そうして、晴れて歌い手となる。それも、正式の。





未だ名前は集まらず、まふまふ(妹)だ。





いや、ファンのみんなが、「変えるな」って言ってくれた。




私は、まふまふ(妹)である。






タイトル通りである。



毒舌なまふまふ(妹)は、ぶりっ子を無事に潰しました。







これで、復讐劇の紅い幕が、閉じてゆく。







-END-

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