空は澄み、その先へ進む ページ8
ア「–––ん…」
時計を見ると、予定通り4:30。
人々はまだ夢の中。
働きだす人もまだ起きていない時間だ。
立ち上がり、寝る前にあらかじめ用意していた服に手を伸ばした。
シャツのボタンを留め、フードのついた青いパーカーを羽織る。
裾を少し折り、首元のボタンは2個開けた。
ズボンにベルトを通し、膝下まである編み上げのブーツを履く。
仕上げと言わんばかりにお気に入りのハットを被った。
いつものきっちりとした格好とは違うところに、笑みをこぼした。
リュックには、
昨日作ってもらった5つのパンと水。
一応包帯。小さい時計…
ア「銃…」
愛用のハンドガン。
予備の弾を最後に詰め、ハンドガンを腰に装備した。
出る準備は整った。
あとは城を抜け出すだけだ。
ア「窓からか…。」
そこそこの高さだしいけるかな…
あ、これでも身体能力はあるから！(((
自分でいうのもなんだけど、小柄だから素早さに長けてるな…
–––––
ア「お待たせしました！」
よ「おはよ、アイクさん」
ク「おはよう。」
わ「みんな準備万端やね！」
バ「頑張るぞー！」
ア「バステン先生、何気に楽しそう…w
そうだ、これ皆さんの分のパンです！」
ク「美味しそう…！」
よ「いつものお城の人が作ってくれたの？」
ア「うん、無理言っちゃったけどね…w」
わ「ありがたくいただかんとね…！」
バ「だね」
ア「では、行きましょうか」
相変わらず淡く光るポータルを目の前にする。
この先には何があるんだろう。
知りたい。
『___誰なのっ…あなたは…っ！』
きっと。
わかる。
ついに自分は、
その光の中に入っていったのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
areku6570289(プロフ) - 桜香さん» 気づくのが遅くなってしまいましたごめんなさい！更新が1ヶ月に1度という遅延型の小説を最後まで読んでくださったことに感謝です…！また機会があれば絡みましょ！！ (2019年4月24日 19時) (
レス) id: 5920de7b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - 完結…お疲れ様です！！楽しみだったのが無くなるのはちょっと寂しいです…また、アレクさんの小説が読めたらいいなって思います。最高でした！そして71位おめでとうございます！最近絡んでいませんが、これからもたくさん絡みたいです！(^^) (2019年4月22日 23時) (レス) id: c024244abe (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - areku6570289さん» 評価が5票、☆おめですｗこの作品に票入れるの忘れてて急いでいれました！これからもガンバです(≧▽≦) (2018年11月11日 23時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - な、なんという展開…これは続きが気になるやつですね…続き楽しみに待ってますね！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: ec0131c16f (このIDを非表示/違反報告)
りべんか(プロフ) - 設定がファンタジックでこれもいいですね！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d3381e075e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：areku6570289 | 作成日時：2018年5月19日 20時
