【ポケモンSV】訳あり転生少女のパルデア大冒険日記【ペパー】 (ページ8)

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第七話：新たな仲間ページ8

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「A！ここで捕まえようよ！」

『うーん、どうしようかな…』

勝負の後。ネモの親に話があるという校長にお願いされて私をアカデミーまで案内することになったネモは、ポケモンの捕まえ方をレクチャーしてくれるらしい。

善意なのは分かるが、生憎ここら辺で捕まえる気はないんだよね。ボールをくれるのは嬉しいけど。

それにゲームの経験入れるなら10年以上ポケモン捕まえてきてるし。

パートナーは前世のゲームで連れていたパーティだと決めている。少なくともパーティが揃うまでは他のポケモンを捕まえる気は無いのだ。

だからもう少し行った先で前世初めて捕まえた、
パモをゲットしたい。

「どんなポケモンが良いとかある？」

『最初だし可愛いポケモンとかが良いなぁ。』

なんて捕まえる気もないのに口からでまかせを言って
みる。まあ私のパートナーはほとんどが可愛い寄りだからあながち間違ってはない。

「可愛いなら…あ！ねえねえ！あのポケモン！！」

『ん？』

興奮気味のネモが指を指した方向を見ると、なんとも
珍しい。色違いのパモが居た。

うわ、パモいた。
それに色違いなんて、なんという確率だろうか。

「ピンク色だし絶対色違いだよね！？
パモの色違いなんて初めて見た！っあれ？」

『……なんかこっちに迫ってきてない？』

ネモの声に反応したパモは、何を思ったのかこちらに
走ってきた。近くで見るとほんとに小さいのに意外と
素早いな。

「モッ！！モパッ！！」

『えそんな鳴き方なの？？』

「モッ！？」

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