# ページ16
『伊黒さん、起きてください、一旦湯船に浸かりましょう』
「ぅっ……ん、Aか……」
夜風に眠りながらとはいえ当たられていたからか、蝶屋敷にいた時は全く反応もしなかったのに今は誰か認識できるところまで来ていた
『そうです、Aですから、湯船の方へ行ってください』
「…………嫌だ」
『はい?』
湯船に行けと言う葉柔の言葉に、少しの沈黙も挟みながらも拒否をする伊黒
それに言っている意味がわからない、とばかりに疑問を立てる葉柔の姿
『ッ…何言ってるんですか、子供ですか貴方は』
いつものネチネチと話していて、姿容姿は大人っぽい伊黒が子供のように言を話すので、葉柔は何かグッと来るものを堪えて伊黒に答えていた
だがすると突然
「お前と…まだ、居たい」
『……………ん?』
伊黒の口から普段からは想像できない、甘えたな口調が発せられた
「Aとまだ話していたいと、言っているんだ」
『な、何故、?』
突然の変わりように驚きが隠せない葉柔など、目もくれず伊黒は淡々と話している
「お前はいつもそうだ…感情表現が苦手な分行動や、態度で表している、それは構わない。だが、誰彼構わず頭を撫でたり、抱きついたり、手を繋いだり、なんなんだ?俺にはもう、興味も無くなったか?
俺はここまでもお前を好いているのに、お前は好いていない。いつまでこんな思いで…いればいい?」
『ぁ、え、と……落ち着いて下さい、?』
伊黒は、そんな制御の言葉など無視して話を続ける
「落ち着いている、問題ない。だが、お前の行動は問題しか、ない。それは、さっき話した物を俺には恋仲になってから…1度たりともしてはくれては……いない。俺には他の奴らより冷たい、」
『そん、な事ないです…』
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さいころ(プロフ) - 紅兎さん» いいですよ〜!了解しました! (2019年12月1日 22時) (レス) id: 1b07d9dc3a (このIDを非表示/違反報告)
紅兎(プロフ) - 嫉妬されたい貴方と霞柱リクエストでいいですか? (2019年12月1日 20時) (レス) id: 83a25d3fd1 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - リンネさん» ぎゅんぎゅん笑また、いつでもリクエスト待っています!喜んでいただけて良かったです! (2019年11月22日 16時) (レス) id: 1b07d9dc3a (このIDを非表示/違反報告)
リンネ(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございまぁぁぁぁす!!心臓がいくつあっても足りません!!キュンキュンしすぎてもはやギュンギュンします← 本当にありがとうございました~!! (2019年11月22日 15時) (レス) id: 69234e2e16 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - がこさん» 了解しました! (2019年11月17日 0時) (レス) id: 1b07d9dc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さいころ | 作成日時:2019年10月26日 23時