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黄side
とりあえず4人は、僕の部屋で待っててもらうことにした。
キッチンへ向かい、お茶(こーちゃ) や お菓子を用意する。
向こうの世界の話………聞きたいな…。
なんて思いながらも、用意を済ませ、部屋を出た、
偶然なのかは分からないが、なーくんに会った。
な「あ、持ってくの？」
『はい！ 』
な「ふふっ。 楽しうな人達だね。城の中、好きなように遊んで良いからね。」
『ありがとうございます！！』
な「俺……ちょっと寝ようかな。」
『わかりました！できるだけ静かにします！w』
な「いいよいいよw せっかく来てくれた"友達"なんでしょ？楽しんでよ！」
『……は、はい！』
なーくんが自分の部屋へはいるのを確認し、
僕は4人の元へ戻った。
ガチャ
『お茶とお菓子です！』
莉「お菓子だー！」
こ「チョコもある！！」
さ「サンキュー。」
ジェ「ありがとな！！」
『いえいえ！……あ、あの』
僕は、さっきの事を話そうと思う。
『さっき、なーくんに会って……』
ジェ「どーやった？」
『やっぱり、覚えてないみたいです。……なぜか、』
なんでいきなりこんな事なのかも分からない。
そして、もう1つ話すことがあるのだ。
『それと……なーくん、日に日に髪の色が変わるんです。 』
さ「髪？」
『はい。紫の色から、黒に変わってくんです。それが…なんか嫌な予感というか…』
莉「……っ。」
こ「莉犬くん？」
莉犬は、僕が話す言葉に身を震わした。
何かあったのかな？
莉「な、なんで………っ」
さ「莉犬！落ち着け！！」
莉「ポロッ……同じだ…」
莉犬は、涙を流した。
何が同じなの？
莉「俺が夢で見たのと……話が同じだ……」
『え…』
こ「そ、それって……なーくんが消えるとか言ってた…」
莉「(｡_｡`)ｺｸ」
『消える？！』
さ「……あのな、莉犬が夜に夢を見たんだよ。なーくんが消えたって言う。」
『え…』
ジェ「つまりは、予知夢……って事か」
さ「いや、これが莉犬の才能なんだよ、魔法なんだ。これは。」
魔法……？
予知夢……？
なーくんが……？
頭の中が ？ で溢れてた。
ジェ「俺……なーくんに会ってくる。」
『え？！なーくん、今からお昼寝するって…』
ジェ「そんなのええ！」
そう言うと、ジェルくんは早足で部屋を出ていった。
もう、僕らには嫌な予感という物しか頭には入らなかった。
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作者名：。 | 作成日時：2020年11月2日 22時
