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『さて、戻ろうか』
オセルを再び封印できたことだし、世の乱れも落ち着いた
魈「また瞑想の世界に入るのか?」
『そうだね』
儂にとって瞑想とは自分自身について整理する時間でもある
気持ちを落ち着かせて、今までのこととこれからのことについて整理する時間
整理するのに時間がかかってしまい、いつも起きるのが遅くなってしまう
魈「なら、今度はもっと安全なところにしろ。いくら景色が良かったとしても、あそこは危なすぎる」
『んーだとしても何処でやれと。人気がないところじゃないと迷惑をかけてしまうし…』
山はダメ
平地もダメ
何処も人は訪れるし危険がある
魈「我の洞天でやればいいだろう。あそこなら我以外訪れることはないし、我も滅多に行かない」
『…え?いいよ、儂も自分の洞天あるし』
魈「お前、自分の洞天の掃除とかはしているのか?」
『あーうん、たまに』
魈「そうか、ならば良い…」
魈は儂に背を向けて消えてしまった
『はぁ、相変わらず不器用で言葉足らずなのは1年前と変わってないな』
ただそこも愛おしい
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時