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旅「あ、仙人なら…」
旅人はつい先日のことをAに話した
『て、帝君が殺害!?あの帝君が!?あり得ない!』
旅「魈や他の仙人にも話したけど、やっぱり岩王帝君がいなくなるのは信じがたいよね」
『それもそうだが、時というのは移り行くもの。時代も変わろうとしているんだろうね』
Aは「仕方がない」と言った
その時のAの顔は憂いを帯びていた
きっと昔にも同じ様なことがあって同じ様な思いをしたからであろう
『時代が変わる時は全てのものが乱れる。もし何かあれば儂も手を貸そう』
パ「あぁ!ありがとな!」
太陽が山の向こうに沈んで、暗くなり月と星が見えてきた
『今回はどのくらいだった?』
魈「1年と少しだ。最近は短くなったな」
『世の全てが乱れているからね、瞑想に集中できない。でもそれもいいかもしれないけどね』
魈「何故だ?お前は瞑想することが強くなるのに1番早いと言っていただろう」
何年前のことだか
いや、何十年、何百年前に言ったことだろうか
『だって、儂が瞑想していたら魈の仕事が増えるであろう?』
魈は顔を背けた
そして小さく
魈「ならもう少し早く起きろ」
と言った
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時