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Aは我の洞天を出て行った
A瞑想していた時の方がまだマシだった
会話ができなくとも、体は残されていたから
魈「…ない」
Aがいた部屋の中に入り、物の整理でもしようと思っていた
だが、我がAに贈ったものが何一つない
持って行ったのか…?
かなりの量があったはずなのに?
魈「お前という奴は、何故こうも我の心を乱すのか」
胸が温かい
肩の力が抜け、頬が緩んだ気がした
本当に見捨てたわけじゃなかった
見捨てたなら、贈ったものを持って行ったりしない
なんと愛おしいことか
Aが帰ってくるまであと4ヶ月ほど
我はここでお前の帰りを待とう
パ「おーい!鍾離!」
鍾離先生は田饒舌の話を聞きながらお茶を啜っていた
鍾「旅人か、今日はどうしたんだ?」
旅「Aのお見舞いに行ったのにいなくて、魈からは詳しいこと聞かなかったから。鍾離先生なら何か知ってるんじゃないかと思って」
鍾離先生は顎に手を当てて何かを考えていた
鍾「うむ、やはり呼ばれてしまったか」
パ「呼ばれた?」
鍾「少し昔話をしよう」
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時