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なるほど、魔物の残骸を食っていたから業障があんなに
モ「これは食べ物ではない。腹が減っているならこれを食べるといい」
俺は懐からチ虎魚焼きを出す
だが少年は手をつけなかった
モ「お前は何者だ。何故ここにいる。何故魔物を食う」
『ゎ、しは、』
掠れていてよく聞き取れなかった
『…大切な人、探、しに』
どうやら人探しのためにここにいるらしい
モ「なるほど、だがここは危険すぎる。お前は人間ではないだろう。もしや仙人か?」
どこかの書物で見たことがある
春になると黒く、光に当たると青く光る翼を持つ仙人が現れるという話を
きっと、彼がその仙人なのだろう
だが、今は春ではないしそろっと冬になる
『まじ、んに捕まっ、てるから、助けてなきゃ』
モ「そうか」
俺はもう一度周りを見る
数を数えるのが嫌になるくらいの魔物が倒れている
相当強いらしい
だから俺は彼に提案した
モ「俺と手を組まないか」
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時