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屋根の上から様子を見ると事はもう既に終わっていた

とりあえず本部に回収班を来させるよう伝える

ピコンッ

スマホを確認すると悠一から

“そのままメガネくんたちを見てて”

『《えー…何で》』

“面倒”と返信する

帰らせてくれ

まだ寝足りないんだこっちは

“面白いものが見れるよ。それに、面倒ごとを起こされて困るのはAよ方じゃない?”

つくづくこの男は気に食わない

なんか、こう、いいように使われて振り回されているような気がする

『《今度見返りでも請求しよ》』

重い足を上げて三雲くんたちの後を追う

白い髪の子が立ち止まる

急いで屋根の影になる部分に隠れて、元いた場所に視点を置く

白い髪の子はこちらを見ていた

バレた?

念のために距離を置くことにした




修「どうしたんだ?急に立ち止まって」

空「いや、誰かに見られてたような気がしたけど、気のせいだったみたいだ」

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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年11月22日 14時

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