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芥川の鍛錬をつけてから何ヶ月と月日が経った
今日も今日とて芥川の顔色は暗い
『また太宰か』
休憩がてらに相談に乗ろうと思った
木の日陰に座り、芥川の話を聞く
芥「僕は何時太宰さんに認めてもらえるのだろうか。Aさんなら、認めますか?」
頬杖をついて少し考える
『認めない』
芥「…理由をお聞きしても」
『認めると云ったら進むのをやめてしまうかもしれない。(一人称)は見込んだ奴には強くなって欲しい。だから認めるとは云わない。理由が太宰と一緒かは知らないけど、頑張れとしか(一人称)は云えない』
実際そういうことがあったわけではない
ただ、そうなるのではないか
と、思ったたまけである
でも理由に嘘は混じっていない
(一人称)は芥川を見込んで鍛錬をつけることを決めた
強くなって欲しい
素晴らしい異能力だと思う
弱いままでは勿体無い
だから(一人称)は“認める”を云わない
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年2月2日 14時