今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:29,133 hit
小|中|大
64 ページ14
『それでも“生きたい“とも思うし“死にたい”とも思う。生きれば守りたい人を守れる、死ねば会いたい人に会える。ずっと迷って生きてきたな』
太宰たちを置いては行けない
でも織田作や皆に会いたい
我儘だとつくづく思うよ
それでも思ってしまうのだ
迅「Aさんは、本当にすごい人だね」
『人殺しの殺人鬼を褒めてはいけないよ』
迅「それでもだよ」
『迅は優しいな。未来が見えてしまう所為で失敗を自分の所為だと云う。それだけ人を大切に思っているんだ、立派な人だよ』
迅「まだまだ未熟だよ」
『全員は救えない。高望みはいずれ自分の身を滅ぼす。まずは手の届く範囲からだ。今のままでは迅が壊れてしまう』
迅「…A、俺、もうどうすればいいか分からないよ」
顔を手で覆い俯いて弱音を吐く
頼ってくれている証拠だろうか
迅「いい方の未来にしたいのに、したかっただけなのに…」
『迅は良く頑張った。もし迅を悪く云う輩がいるのならば(一人称)が退治してあげよう』
まるで、小さい子を宥めるように(一人称)は声をかけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
162人がお気に入り
162人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年2月2日 14時