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迅「Aさん、起きたんだね」
『丸2日寝ていたみたいだね』
カレンダーを見て吃驚した
侵攻の日から2日が経っていたから
迅「ビックリしたんだよ?Aさんが血を流して倒れてるって言われて。米屋たちが救助班を呼んでくれたらしいよ」
『後でお礼を言わないとだね』
迅は黙ってしまった
俯いて
『どうしたんだい?』
迅「Aさんに謝らないといけないことがあるんだ。まずはメガネ君のことで、巻き込んじゃったし怪我までさせた。それに、傷のことも、医者から聞いちゃったんだ。ほんと、ごめんなさい」
深々と迅は頭を下げる
『謝らなくて良いよ、迅。(一人称)がやるって云ったんだから。結果的には誰も死ななかったから良いじゃないか。傷のことはいずれ知られるだろうとは思ってたから気にしてないさ』
謝るのはやめてくれたが、まだ表情は暗いままだった
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年2月2日 14時