鬼殺隊産の鬼〔弍〕【鬼滅の刃】

繰り返す ページ23

なんか、気持ち悪い

嫌な予感がする


ノア「A…訃報だ

炎柱 煉獄杏寿郎 無限列車にて上限と交戦の末

死亡」

肩に止まったノアが伝えてきた

これのせいか

貴『…そう』

ノア「…何処までも私は着いていくぞ」

貴『あぁ』

言葉を交わした後

ノアは行ってしまった


そう、杏寿郎が


シュン

スタッ

貴『ここで

戦ったのか』

…匂い的に猗窩座か

たかが"参"如きに負けるとは

もっと強く指導するべきだったなぁ


これで、私のお気に入りがまた消えた


チッ

鬼舞辻から作られた雑魚のくせに

何私のお気に入りを消しているんだっ！！！


ブワァっ

眷属「いけません、主！お静まり下さい！」

「この世界が壊れてしまいます！！」

貴『煩い』


「ですが、」

チッ

貴『時間を戻す

杏寿郎が死ぬ前まで』


「ですが！それをしてしまいますと

あ奴らが作った理が」


貴『構わない

カナエたちの時に

どれ程私が力不足かよく分かった

今回はそんな腑抜けた結果にはさせない』


眷属どもの声なんぞ聞いてられるか


カナエや錆兎

他にも沢山お気に入りはいた

なのに皆んな鬼舞辻の鬼にやられた


もうそんな結果ごめんだ

理がなんだ

そんなもの書き換えればいい


昔の俺にはその力がなかったが


だが今は実験に実験を重ね

無惨と会いたくもないのに会うたび

殺し合いをした結果


漸くこの能力を手に入れた


この能力は完成する以前の時に戻る事はできない

だから

カナエたちには申し訳ないがこの能力は使えない

だが

杏寿郎には使える


だから

この最悪の結末を止める為

貴『私は戻る

ノア』

バサっ

ノア「あぁ、」

貴『この結末変えてみせるぞ』

ノア「勿論」


貴『魔術・タイムトラベル

私達を煉獄杏寿郎が亡くなる3日前まで遡らせよ』


ストン

貴『…ノア』

ノア「先程街の新聞を見てきたが戻っていた」

貴『ふーん、なら成功だな』

ノア「あぁ」

貴『お前は戻っていい』

さて

シュン

貴『…あ、杏寿郎〜！』

煉獄「よもや！Aではないか！

どうかしたか？」

あぁ

やっぱりお前は煩いぐらいが丁度いい

貴『いや

ちょっと暇でな

杏寿郎…君の任務に同行させてもらえないか？』

そう聞くと

さも当然のように

煉獄「あぁ！勿論だ

Aと一緒なら他の者も安心するだろう！」

本当に太陽の様な男だな

貴『ふふっ

光栄だな』


お前の笑顔は私が必ず守るよ



☆if(？)繰り返す者★

カナヲのデレ期(リク)→←・(ネタバレあり)

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