鬼殺隊産の鬼〔弍〕【鬼滅の刃】

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貴『はぁ…はぁ…』

あ、いた！！

貴『かっ、耀哉！』

後ろを向いていた耀哉の肩を思いっきり掴むと

少し驚いたような顔をしてこちらを振り返った耀哉

耀哉「おや、思ったより早く見つかってしまったね」

と少し残念そうな顔をしてる

貴『もぉ！勝手にいなくなっちゃ駄目でしょ？』

耀哉「ごめんね、

でも、どうしても買いたい物があったから」

と少ししょんぼりした顔をする耀哉

いや

なんか俺が悪いみたいじゃん！

貴『もぉ、いいよ

で、買いたい物買えた？』

諦めて聞くと

耀哉はぱぁっと顔を明るくして

うん

と頷いた

貴『ならよかった

もう夕暮れだし帰ろっか』

耀哉「そうだね

あ、ねぇA

私魔術で帰ってみたいんだけどいい？」

貴『ん？いいよ

なら手出して』

手を出すと手を重ねた耀哉

じゃ、始めるか〜

貴『我が名に従い我が望みを叶えよ

産屋敷耀哉と共に産屋敷家に帰還させよ』

っと

いつもより衝撃少なめにしとかないと

ふわっ

ストンッ

貴『はい、ついたよ〜』

耀哉「すごいね

Aは何時もこんな体験をしてるんだね！」

貴『まぁーね

で、買った物渡しに行かなくていいの？』

耀哉「あ、本当だ

じゃあちょっと渡しに行こうかな

Aもおいで」

そう言って手を握ったまま屋敷の中に連れられた


屋敷の中に入って行って

皆んなのいる部屋まで着くと

突然襖が開いた

あまね「おかえりなさいませ」

子供達「おかえりなさいませ」

おぉー揃ってる〜

耀哉「ふふっ、ただいま」

貴『お邪魔するよー』

中に入って耀哉があまねと話し出すと

子供達がこちらにやってきて

ひなき「お兄様今日はどちらに行かれたのですか？」

にちか「何をしたのですか？」

輝利哉「お父様と遊んだのずるいです〜」

くいな「私もお兄様と遊びたいです」

かなた「今度遊びに連れて行って下さいな！」

おぉ〜

一気に言ってくるじゃんw

貴『あは、今度はみんなと遊びに行こうかな〜』

と言うと

子供組は本当ですか？と顔を輝かせながらこちらを見てきた

うーん

勝手に約束しちゃっていいのかなぁ

と思ってあまねと耀哉の方に視線を送ると

耀哉「ふふっ、今度は皆んなで遊んで行こうか」

あまね「偶には家族全員で遊びに行くのもいいですね」

と許可が降りた

貴『よーし！なら今度は皆んなで行こっか』

と皆んなを抱きしめながら言うと

やったーと言う声が聞こえてきた

あはっ

皆んなが楽しそうでよかった

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