鬼殺隊産の鬼〔弍〕【鬼滅の刃】

デートみたい(リク) ページ12

ザクッ

はぁ、だるいなぁ

刀についた血を払いながら

ため息をついてると

後ろから拍手の音がきこえた

しのぶ「お見事ですねAさん」


いつもの笑顔のしのぶちゃんがこっちに来た

貴『あんがと〜しのぶちゃーん』


しのぶちゃんの方も終わったのか

服とか顔に少し血がついてる


魔術を使って綺麗にすると

パンと手を合わせて

しのぶ「そうだ、この後お買い物に行きませんか？」

とニコニコした様子で提案してきた


にしても、買い物か〜

久しぶりだなぁ

貴『いいよー、行こ〜』

僕も魔術で血とかをキレイにして

胡蝶姉妹とお揃いの蝶の髪飾りを三つ編みにした髪につけた


隠「では、報告等は私たちが」

しのぶ「頼みました」

三つ編みにしてる間に

隠の子としのぶちゃんが何か話してたけど

しのぶちゃんがニコッとこっちを見たので

気にしないことにした


隠(Aさんとしのぶさん本当お似合いです！！)


ー街！ー

おぉ〜

人で賑わってんなぁ

ちょこちょこお店をみてると

後ろから

しのぶ「こらこら、Aさん

勝手に行っては逸れてしまいますよ？」

猫みたいな持ち方された


貴『むー

なら！しのぶちゃんが手繋いでてよ〜！』


しのぶ「いいですよ」

おぉ！否定されると思ってたのに

いいよって言われちゃった！

出された手を握ると


やっぱり女の子だから小さな手

でも、沢山の人を守ってきた手


貴『ふふっ、』

しのぶ「どーしました？」

貴『俺しのぶちゃんの手好き〜！』


しのぶ「っ！！そっそうですか

そんなこと言われるの初めてです(ぼそっ」


貴『なら、これからは俺が言ったげるね！』


赤面になったしのぶちゃんの手を引いて

街を見て回った


夕暮れになってきて

疲れてきたので

甘味処で甘いものを食べてると

しのぶ「今日はありがとうございました。

とても楽しく有意義な時間でした」

フワッといつもと違う笑顔を見せてくれたしのぶちゃん

貴『僕も楽しかった！また来ようね！』


しのぶ「えぇ、勿論です」

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