鬼殺隊産の鬼〔弍〕【鬼滅の刃】

栗花落カナヲ(リク) ページ2

今日は少し怪我をしたので蝶屋敷に来た

まぁ来ただけで治療なんて要らないから

屋敷の中をふらっとしてたら縁側の方にカナヲが居た

貴『ありゃ？カナヲじゃん何してんの？』

栗「何も」

貴『ふーん、隣いい？』

栗「勿論」

カナヲは銅貨を使って物事を決めるらしいけど

私と話してる時とかは特に銅貨を使ってる様子はない


貴『カナヲはどうして銅貨で物事を決めるの？』

栗「全てがどうでもいいから何も決められないの」


ふーん、どうでもいいねぇ

貴『なら、どーして私と話すときは使わないの？』

栗「！！」

あ、これ気付いてなかった感じか

貴『ねぇ、カナヲ？

この世にどうでもいいことなんてないんだよ

今私と話すことやしのぶとの鍛錬はカナヲにとってどうでもいい事？』

栗「どうでも、よくない」←首を振りながら

貴『でしょ？

"全て"

なんて言ってたけど

少なからず私と話すことやしのぶと関わる事には

関心がある

って事はカナヲはまだ自分の意思があるんだよ？

それを表に出すのが苦手なだけ…

これからは表に出すことを頑張りな』←撫で撫で

カナヲは自分の意思がある事に驚いてたけど

結構カナヲのそうゆう場面を見たことある私からすればそっちの方が意外


よし！

貴『カナヲ！今から暇？』

栗「えっ、はい」

貴『よし！なら今から街にいこ！』

栗「えっ、」

驚いてるカナヲの手を握って玄関に向かってるとしのぶちゃんと遭遇した

うーん、保護者だし言ってたほうがいっか！

貴『しーのぶちゃん！カナヲと遊んでくる〜！』

と手を繋いでる手をあげると

胡「あら、いってらっしゃい」

と母の微笑みの如く微笑んで私達を見送ってくれた


栗(あとで師範に色々聞かれそう…)

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