可哀想な子IV

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と考えていると3人がラフな服装になって戻ってくるも

貴『お疲れ様でーす』

ｿｱ「体力という体力根こそぎいかれたんで私ら今から座って参加しますね」

ｾﾅ「足つってやばいでーす！」

椅子持参で出て来た時点で何となく察してたけど椅子に座って他の子と話したりペンと話してると時間になり全メンバーで歌う時間に

昨日と違いアレンジされた曲調で
3人が座って歌えるようにゆったりとでも他の子達が軽く踊れるように変えられている

「『〜♪』」

穏やかに、でもしっかりと高音と低音を合わせたハモリにいつもの曲調も好きだけどアレンジされた方も好きだなぁとペンライトを揺らしていると歌い終わり3人も立ち上がりｴﾘｶちゃんも加わって最年長のユジンちゃんから話していく

実は全員で歌ってる時から泣いてたメンバーは本格的に泣き始め
ユジンちゃんも何度も言葉を詰まらせながら話していく
泣いてるメンバーには勿論ミズキちゃんとソアちゃんも入っていて余計に泣けてくる

2人はお姉さん達の話を聞きながらも顔を見合わせては泣きながら笑ってお互いの涙を指で拭ったり手を繋いだりといちゃつき満載で最後の最後までソアササを見せつける

ﾐﾝｼﾞｭﾝ「今まで、本当にありがとうございました！！

ぐすっ、ちょっとソアオンニとミズキちゃん！人の話聞いてる？！」

ｿｱ「聞いてるよ。な？」

貴『うん。そろそろ話すことも無くなって来たね』

ｿｱ「あははっ、最後くらい素直に話すかー」

貴『じゃあソアオンニからどうぞ？』

そう言うと手を握ったまま来た当時の話と卒業してもどうなるか分からない話をすると手を握っていたミズキちゃんを抱きしめて会場は大歓声をあげる

ｿｱ「この後どうなるか分かんないけどさ、私はアンタと出会えてよかった。これだけは絶対言えるんだよ」

貴『うん。』

ｿｱ「もしさ、お互い納得できない結果だったら…」

貴『ふふ、当たり前じゃん。』

言った言葉は聞こえなかったものの抱きしめ返して笑うミズキちゃんに会場中がドバドバ涙を流しているととうとうミズキちゃんの番に


『あー、最後なんでぶっちゃけるとソアオンニが言った通り私も来た当初は何回も帰りたいと思ったし勝手にやってろよってずっと考えてました。

まぁこれはシンデレラ組あるあるだと思うんで軽く流してください。

本当にキツいんですよ、
知り合いのいない異国の地で突然芸能人になるために無理難題こなすのもずっと撮影され続けるのって』

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