可哀想な子 (ページ27)

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練習室に着くと
お化粧直してる子や柔軟してる子がバラバラ

無意識にあの子を探すと
180°開脚してお喋りしてる
なんか、想像しただけで裂けそうになる((

時間になると先生が入ってきて全員が集められる
ここからはヒョン達のお仕事だね

流石に大人数過ぎても分かりづらいって事リーダーのナムジュニヒョンと長男のジニヒョン次男のユンギヒョンが前に出て話してくれる
僕らは後ろで静かに見てます！

RM「えー、今回僕らが呼ばれた理由ですが…定期テストについてです。」

そう言うと息を呑む声や口元に手を当てて驚いたり様々な反応が
ただあの子は無反応で話を聞いてる

RM「今までは20人全員だったりチームで踊ってもらっていましたが
今回は1人から2人までを制限として歌って踊ってもらいます」

SG「そして、それにプラスで一芸じゃないけど今までに披露した事ない何かを披露して下さい
ペアで披露してもいいそうです。」

JN「期間は約3週間！
22日目にテストはあるから皆んなファイティン！」

ダンスに歌に新たな特技を披露
3週間の間にしないといけない事がぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールを発表され
殆どの人の顔が驚愕に満ちている

流石にコレにはあの子も…と見ると、ん？

TH「ミズキおいし～？」

貴『おいひぃです(もぐもぐ』

なんか餌付けされてる。
そしてテヒョニヒョンの顔デレッデレですね。
表情管理ちゃんとして！！

貴『あ、すみませんちょっとストップで』

TH「ん？」

貴『はい、2個質問いいですか？』

RM「どうぞ」

貴『楽曲はK-POP限定ですか？』

RM「好きなジャンルでいいですよ、曲によってはラップもない場合はそれでも可だそうです。」

貴『分かりました
では2個目。特技は披露してないけど元々の持ちネタがある場合はそれでも良いですか？』

SG「全然大丈夫。」

貴『分かりました。有難う御座います。』

TH「何か特技あるの？」

貴『んー、ナイショです』

遠慮気味に笑う笑顔に心臓を撃たれてると隣にいたジミニヒョンが肩にもたれてきた

JM「むり、尊い、」

語彙力どっか行ってる…

取り敢えず頭撫でておくとメンバーの子達が移動を始めてテヒョニヒョンも戻ってきた

JK「餌付けですか」

TH「起こす時あげるって言ったんだもん」

JM「僕もあげたい…」

TH「お昼の時なんかあげれば？今日長く入れるし」

JM「それだ、それまでに絶対仲良くなる」

ジミニヒョンの本気とか怖いww