可哀想な子

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まぁまとめると気分転換も兼ねたリハビリという形で付いてきてくださるらしい

「一般人として、ただの名井南として過ごさせてやりたいんだ」

貴『…わかりました。出来ることあるかわかりませんが』

「あぁ、ミナの顔は世間に知られすぎてる、その為メイクスタッフを1人付けるがいいかな？」

貴『？勿論どうぞ』

そう言うとマネさんはニコッと笑って次の方に話を渡した

「こんにちは、BTSのマネージャーをしてる者だよ」

あ、そうだ！そうだ！
漸くスッキリした

「実はね、今回君が行くライブの数日後にBTSの追加公演が決まっててね…場所どこだと思う？」

貴『えっと、すみません…分かりません』

「うん、大丈夫だよ
場所はね、大阪。なんだよ」

おっと、なーんかいい笑顔してはるな
とマネさんの顔を見てると日時を聞いた人が口を開いた

「そこで、君には好きなアイドルの公演に加えてBTSのライブ公演にも行ってライブの素晴らしさや日本との違いを学んで来なさい」

…

貴『分かりました、是非学ばせていただきます』

そう言うと大人達は満足そうに帰って行った

そうだよ、BTSさんのライブなんて滅多に見れないってオンニ達言ってたし折角なら学ばせて貰おう


数週間後(以下日本語)

ミナ「わぁー、日本だぁ」

貴『日本だぁ』

「仲いいわねぇ」

今手を繋いでるミナオンニはメイクでわざとシワを入れたり普段ないところにほくろを入れたりメガネかけたりだとかして全く普段のミナオンニ感がない

メイクさんを付けるって変装のためだったんだね

早速ホテルに行くけど会場に近い場所にとってくれたみたいですっごく便利

ヒャッホー！

早速グッズ買いに行きたいけどミナオンニの体調が良くないそうでメイクさんと買いに行くことに

貴『姉さん大丈夫でしょうか』

「大丈夫よ、日本のjyp専属の医者がホテルに滞在してるし」

貴『あ、そうなんですか』

流石jyp専属のお医者さんいるんだ

早めに着いたおかげで去年に比べたらマシな列に並ぶいやー去年は電車が遅延したおかげでスケジュール狂ったんだよね

「買ったら一旦帰るわよ、姉さんが買って欲しいリストあげてる」

貴『姉さん楽しむ気満々で嬉しみ深い』

ちなみに、自分用のグッズで2万円超えた時は引かれた

これでも減らしたんだよ？！

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